
認知症は脳の萎縮などにより、機能が低下してしまう病気ですから、一旦罹ってしまうと完治することは現在ではまだできません。
それだけに予防の重要性がクローズアップされます。健康で幸せな余生を送るために、認知症という恐ろしい病気を遠ざけておくにはどんなことができるのでしょう。
認知症の中でも脳血管性認知症については、生活スタイルのありようによって効果的な予防が可能だといわれています。
脳の血管障害を防ぐことで、脳梗塞や脳血栓、脳出血といった、脳の血管の健康によって左右される大きな病気を防ぐことができます。
脳の血管を健康に保つというのは、全身の血管を丈夫に、かつきれいにしておくことと変りありません。
つまり、血管を衰えさせ、健全な血液の流れの妨げになる原因を避ければよいのです。
老廃物や脂質、悪玉コレステロールなどで血液を汚し、血管を衰えさせる主な原因は、飲酒、喫煙、運動不足、肥満、高血圧、高脂血、心疾患などといわれますが、これらのうちの多くは毎日の食事や運動、禁煙、減酒などで避けることができます。
健康的な毎日を過ごすことで脳血管性認知症が発症する可能性を低くすることが自分の手でできるのです。
一方で、原因が未だはっきりしていないアルツハイマー型認知症については、大まかに、遺伝的な原因と環境的な原因が指摘されています。
現在の研究では、毎日魚を食べる人、ワインを飲む人、野菜や果物をよく食べる人がそうでない人よりも、アルツハイマー型認知症の発症の割合が半分以下となっている点が指摘されています。
魚には、脳の健康によいと言われる脂肪酸のEPAやDHAが豊富に含まれていますし、赤ワインにはポリフェノールが、果物、野菜にはビタミン類やベータカロテンがたっぷりです。
これらの栄養素が病気を防ぐ効果を発揮しているのではないかと考えられています。
さらに適度な有酸素運動や積極的に人に会うことなどもアルツハイマー型認知症の予防に効果があるとも考えられています。
認知症とアルツハイマーでは、認知症とアルツハイマーについて解説しています。ぜひ参考にしてください。
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