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アルツハイマー以外の認知症(2)

アルツハイマー以外の認知症(2)

認知症はアルツハイマー型以外にもタイプがありますが、脳の変性、つまり脳の神経細胞が減少してゆく原因不明の病気としてはアルツハイマー型の次に多いのがレビー小体型認知症と呼ばれる認知症です。

レビー小体とは脳の中脳部分にたまる異常構造物で、もともとはパーキンソン病に見られるものですが、レビー小体型認知症の場合は大脳皮質にこれが広く見られます。

レビー小体型認知症はアルツハイマー型認知症と同じく、ついさっきあったことでも覚えているのが難しいという記憶障害がおこりますが、それに加えて幻覚が初期段階から起こると言うのが特徴です。幻覚の中でも特に幻視がよく起こり、良くあるものでは壁に虫が這っている、と言うような動物や生き物に関するもの、また子供などがいきいきとはっきり見えるという患者さんが多いといわれます。

さらに気分や態度が頻繁に変化し、穏やかな様子をしていたかと思えば突然興奮したり、錯乱状態に陥ったり、無気力状態になったりということを短いスパンで繰り返します。

運動障害もアルツハイマーに比べて起こりやすく、寝たきりになりやすいのがレビー小体型認知症と言われ、また自律神経障害も起こり、特に血圧の調整に障害が見られます。

治療は主に投薬ですが、薬に対する過剰反応が出やすく、副作用が見られやすいのもレビー小体型認知症の特徴です。

アルツハイマー型以外の認知症としては比較的希に起こるものに前頭側頭型認知症という認知症もあります。

アルツハイマー型認知症に比べると、若くしてこの認知症に罹る人が多いという特徴があります。

アルツハイマーに見られる症状である記憶障害より人格の変化がよく目立ち、性格が自己中心的になり、行動も短絡的になり、万引きのような軽犯罪を犯すなど、行動がだらしなくなったりしますから、一見すると性格の変化のように見られますが、脳の病気です。

若くして罹る人がいること、有効な治療法がまだ見つかっていないことなどから、認知症の中でも特に困難なものとされています。

認知症とアルツハイマーでは、認知症とアルツハイマーについて解説しています。ぜひ参考にしてください。

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