
アルツハイマー型認知症の特徴を進行の状態から見てみると、まずは記憶力が低下し、見当識の障害が起こり、多少の不安感や学習障害の症状が出始めますが、人格面には特に変化は見られません。
症状が次の段階に進むと、記憶力などの低下はさらにはっきりと現れ始め、高次機能障害と呼ばれる症状も強くなります。
注意力が散漫であったり、興奮しやすくなったり、考えに柔軟性がなくなったり、意欲の低下が見られたり、といったものです。
さらに空間認識力衰え、方向がわからなくなったりするため、一人で外出すると家に帰って来られなくなったりもするようになります。
さらに症状がすすむと、歩き方や姿勢にも変化が見られるようになり、最終的には大脳皮質機能が失われてしまい、眼球を動かすことができる程度で、身動きもとれず、無動、無言となってしまいます。
アルツハイマー型認知症になってしまった場合に表れるこのような症状は、脳の機能が阻害されることから起こります。
脳組織が萎縮し、大脳皮質にベータアミロイドと呼ばれる物質の沈着による老人斑の出現が見られるようになり、さらに進行すれば即脳室が拡大し、大脳の萎縮が起こります。
脳の中で記憶などを司る海馬は早い段階から萎縮を始めているとわれます。
脳の血流は悪くなり、グルコースや酸素の消費量も減り、正常な機能をしなくなってゆくのがアルツハイマー型認知症にかかってしまった脳の様子です。
認知症の一つであるアルツハイマー型認知症の原因ははっきりしておらず、一部では体内に入ったアルミニウムの影響ではないかと取りざたされたこともありますが、可能性はあるものの確実ではありません。
現在ではアルミニウムイオンとの関係もさることながら、遺伝子の変異や生活習慣などの複数の原因が考えられており、薬物による周辺症状の緩和はもとより、予防のための生活習慣や治療については数多くの研究が世界中で行われています。
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認知症は脳の疾患ですが、その原因となる病気はいろいろあります。 前述のアルツハイマー病や脳血管障害、・・・・

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